Phase 2(Verification)をクリアして「ついに合格した」と安堵したところで、次に待ち受けるのがFTMOによるトレード結果の審査とFTMO Identityプロセスです。
この段階を「FTMOインタビュー」と呼ぶ人もいますが、正確には2つのフェーズが存在します。①FTMOによるトレード結果のレビュー(内部審査)と、②本人確認(KYC/KYB)です。どちらも「通過して当然」ではなく、ここでFTMOトレーダーとしての認定が拒否されるケースが実際に報告されています。
この記事では、合格後の審査で何が確認されるのか、拒否される原因は何か、そして対策として何をすべきかを解説します。
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FTMOインタビューとは何か
「FTMOインタビュー」という言葉は、主に以下の2つを指して使われます。
① FTMOによるトレード結果のレビュー(内部審査) Phase 2通過後、FTMOのチームがあなたのトレード履歴全体を確認します。これは自動審査ではなく、FTMOのスタッフが実施する人的なレビューです。「本当にルール通りのトレードをしているか」「コピートレードや禁止手法は使っていないか」といった観点でチェックされます。
② FTMO Identityプロセス(KYC本人確認) レビューを通過した後、FTMO Identityというページが解放されます。ここでパスポートや住所証明書類を提出し、第三者KYCサービス(SumSubなど)で本人確認を行います。これが完了して初めてFTMO Account Agreementに署名でき、正式なFTMOトレーダーとなります。
FTMO公式のFAQには「Upon successful review, you may get the opportunity to become an FTMO Trader」(成功裏にレビューが完了した場合、FTMOトレーダーになれる可能性がある)と記載されています。つまり合格=確定ではなく、レビュー次第で認定されない場合があります。
審査フロー:Phase 2通過からFTMOトレーダー認定まで
Step 1:Phase 2(Verification)の目標達成通知 AccountMetriXに合格通知が届く。この時点でトレードを続ける必要はない。
Step 2:トレード結果のレビュー(約1〜2営業日) FTMOがトレード履歴を確認。問題なければ次のステップへ。問題がある場合は追加確認の連絡が来る場合がある。
Step 3:FTMO Identity解放 レビュー通過後、クライアントエリアにFTMO Identityセクションが表示される。
Step 4:KYC/KYB(本人確認・法人確認)の実施 提出書類を用意して本人確認を完了。
Step 5:FTMO Account Agreementへの署名 KYC承認後、契約書が解放される。これに署名して完了。
Step 6:FTMOトレーダーとして取引開始 Verification合格時と同じ口座サイズで取引開始。参加費は初回出金時に全額返金。
FTMOが審査で確認する内容
1. 禁止手法の使用がないか
FTMOは以下の取引行為を禁止しており、レビュー時に精査されます。
- コピートレード(他者のシグナルそのまま使用): 自分のアカウント同士のコピーは可だが、外部シグナルサービス経由の場合は禁止
- EAの使い回し(コピーと判定されるリスク): 市販EAをそのまま使用している場合、他トレーダーと同一シグナルとみなされることがある
- マーチンゲール・ハイリスク一括トレード: 一貫性のないポジションサイジング
- 指標直前後の取引(FTMOトレーダー口座のみ): チャレンジ・Verification段階では許可されているが、それ以前のパターンとして確認される場合もある
2. 「実際の市場に基づいた取引(Trading according to a real market)」かどうか
FTMOの利用規約には、シミュレーション口座でのトレードが実際の市場取引と乖離しないことを求める条項があります。スキャルピングで極端な小数pips利益を積み重ねる戦略、または極端な時間帯(流動性の低い時間帯)でのラージポジションは、この観点で問題視される場合があります。
3. 口座間のトレード整合性
複数の口座を持っている場合、各口座のトレード記録に一貫性があるかが確認されます。ある口座で買いを建て別の口座で売りを建てる「ヘッジ」は禁止されています。
KYCで必要な書類(日本人向け)
FTMOのKYCはSumSubというサービスを経由します。日本人の場合、注意すべき点があります。
個人(Natural Person)の場合:
- 有効なパスポート(国籍が記載されたもの)
- 住所証明書類(銀行明細書・公共料金明細書・請求書など、氏名・住所・発行日が記載され、発行から6ヵ月以内のもの)
重要: SumSubでは日本のマイナンバーカードや運転免許証が対応している場合もありますが、パスポートが最も確実です。運転免許証で弾かれたケースも報告されているため、パスポートを準備してから手続きを進めることを推奨します。
法人(Company/Entrepreneur)の場合:
- 代表者のパスポート・住所証明
- 法人登記証明書
- 株主名簿・会社定款等
KYC完了後に2〜5営業日かかるケースもあります。急ぎの場合はFTMOサポートへ英語でメールすると丁寧に対応してもらえます。
審査で拒否されるケースと原因
FTMOトレーダーの認定が拒否されたケースが実際に報告されています。主な原因として挙げられているのは以下の通りです。
① EAや戦略が他トレーダーと同一と判定された 市販のEA(特に広く使われているもの)をそのまま使用した場合、FTMOが「コピートレード」と判定するリスクがあります。これはチャレンジ中から懸念される問題です。
② 居住国・国籍の制限への抵触 FTMOは米国(居住者・国籍者)をはじめ、イラン・シリア・北朝鮮など制裁対象国からの申請を受け付けていません。日本人は問題ありませんが、渡航中に他国のIPアドレスを使って申請した場合に問題が生じる可能性があります。
③ KYC書類の不備 住所証明書類の発行日が6ヵ月以内でない、氏名が明細書と異なる、書類が英語以外の言語で提出されたなど、書類上の不備が原因で審査が長引くまたは差し戻されるケースがあります。
④ 取引スタイルが「実際の市場」と乖離していると判断された ごくまれに、取引パターンが通常の市場環境では再現できないものと判断された場合、FTMO側から追加の説明を求められることがあります。
合格後の審査対策の基本は「チャレンジ中から一貫したルール遵守」です。詳しくは「FTMOチャレンジ攻略」で解説しています。
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FTMOトレーダーインタビュー:合格者に共通する声
FTMOは合格したFTMOトレーダーへのQ&Aインタビューを公式ブログで多数公開しています。これも「FTMOインタビュー」と呼ばれるコンテンツで、合格者のリアルな声が記録されています。
合格者インタビューで繰り返し共通して語られているのは次の3点です。
「パターンを守り続けた」 チャレンジ中にセットアップが来なければ無理にトレードしない。毎日取引することにこだわらず、自分の手法が有効な場面だけにエントリーした。
「心理面が最大の難関だった」 損失が続いた時に手法を変えたくなる衝動と戦うこと、時間制限がなくなった(無期限)ことを逆に活かして焦らずトレードすること、この2点が多くの合格者から挙がっています。
「Verificationは思ったより楽だった」 利益目標が5%(Phase 1の半分)になるため、Phase 1を通過した実力があれば相対的に難易度が下がると感じる人が多いです。
FTMOの合格率の実態については「FTMO合格率の実態」で詳しく解説しています。
まとめ:Phase 2合格後にやるべきこと
① トレードを止め、Phase 2の結果審査を待つ(1〜2営業日)
② FTMO Identityセクションが解放されたら、パスポートと住所証明書類を準備してKYCを完了
③ KYC通過後にFTMO Account Agreementに署名
④ FTMOトレーダーとして取引開始。最初の出金申請が可能になる14日後を目標に一貫したトレードを続ける
審査段階での拒否は多くありませんが、ゼロではありません。チャレンジの最初から「コピートレードと誤解されるリスクがある手法を使わない」「一貫したポジションサイジングを維持する」ことが、最終審査をスムーズに通過する最善の予防策です。
松風が実際に使っている手法はこちらで公開しています。



















